ジェジュンが日本で活動する機会が増えて、
ほんとうに嬉しく思う。
9月25日発売予定のカバーアルバムも楽しみで仕方がない。整った外見以上に、ジェジュンの歌唱力は素晴らしいし、豊かな表現力と様々な音域をカバーする美しい声は比類がない。だが何よりも、信じられないような苦難を乗り越えてきた彼の芯の強さと、愛する心を大切にする優しさが、歌に命を与えていると思う。
今年の春のジェジュンの特集番組で、
「過去の自分に戻れるのなら、いつの時代に戻りたいですか?」という質問があった。
彼は一瞬沈黙し、「戻りたくない。今が幸せです。」と答えていた。
幼い頃にほんとうの両親に捨てられ養子となった過去。養子先で愛されたとしても、幼い心のトラウマは一生残る。しかも東方神起としてトップスターになった頃に産みの母が名乗り出て、養父母が勝手に養子にしたと訴える板挟みとなり、ジェジュンは双方の親を受け入れいる。養育の恩を返す相手として...。
確かに、東方神起を世界次元のトップアイドルに育てたのSMエンターテイメントだが、
その契約条件と待遇は酷すぎた。ブラックなんてもんじゃない。当時私はSS501がお気に入りだったのだが、正直ダブルエスよりずっと稼いでるはずのジェジュンがリダの車を借りて乗っている話が不思議だった。安い賃金に長時間労働と劣悪生活環境。極め付けは足のケガで手術をした数時間後に舞台に送りこみ、ジェジュンは椅子に座って歌い踊った。
そして1カ月以上杖をつきながら休むこともできず公演させられた。後遺症は今も残るという。80人のコンサートから始まった日本での活動もドブ板プロモを重ね、歌唱法も変える努力で東京ドームまで駆け抜けた。限界だ。
そして、訴訟からJYJの活動へと移る。
沢山の謂れなき誹謗中傷裏切り謀略の長い長いトンネルをくぐりながら、訴訟に負けたことはなかった。不遇と妨害のステージを真の才能で闘い抜いた。
不眠症とぼろぼろの体を残して。
JYJの3人が闘わなかったら、SMエンターテイメントに残った2人の待遇だって変わらなかったはずだ。JYJ 法の成立も多くを語る。
日本での活動も、沢山気を遣い、時には心ない嫌韓の誹謗もあり、日本語オンリーで話す苦労はかなりあると思う。
それでもジェジュンは謙虚に感謝の言葉を多く語り、歌のテーマは一貫して「愛」である。
ユチョンのことも、政治的な日韓の関係悪化も胸の痛む現状であると思う。
稀有の才能を持つアーティストでありながら、どうして試練がこんなに多いのか。
東方神起での彼は英雄、ヒーローと銘打たれていたっけ。
切なさや痛み、悲しみ怒り、潰れてしまってもおかしくない波乱を乗り越えてきたジェジュンだから、聴き慣れた日本の歌がより深い愛のメッセージを重ねられて響くのだと思う。
どうかジェジュン自身が幸せであるように。
過去からの一連の東方神起、JYJ、ソロ曲を大切に聴き流しながら、心より祈る。
Lugh well!so Live well...
仕事と家事と子育てと趣味の合間の心の本音。 或いは、子供たちに残す覚え書き。 So...Love much! In planet earth.
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